「2人の思い出の場所なんでしょ?したらいいじゃん!絶対できる!協力するよ。」
わたし達の出会いは一緒に大山登山をしたことでした。
その日は初めて星空を見上げながら登り、初めて大山から日の出を拝んだ登山でした。
そのとき一緒に登山した方が撮ってくれた写真があります。
なんか見つめ合って指輪でも交換しているみたい…。
そこからわたし達の時間が動き出しました。
前撮りなんて、一生の中でそう機会のないこと。
よく写真で見るような教会やスタジオじゃなく、2人の特別な思い出のある場所
大山の山頂で前撮りがしたい!!
でも・・本当に大山山頂で前撮りなんてできるの?どうやってするの?大丈夫?
ドレスは?荷物は?カメラマンさんは?…最初、奥さんは間違いなくそう思っていました。
「2人の思い出の場所なんでしょ?したらいいじゃん!絶対できる!協力するよ。」
大塚さんの言葉に背中を押され、大山山頂での前撮りをすることを決めました。
それからの奥さんの気合いの入れようは半端なかったです。
大塚さん達と、前撮りの2カ月前に下見を兼ねて一緒に登ってみることもしました。
目指すは中国地方で一番高い山、大山。標高は約1700m。
実はこの大山、段差がまちまちで沢山あるため、ここを登れたら富士山は楽に登れるし、
富士山より登るのキツイんです。登り2時間半、下り2時間、山頂で2時間ほど過ごしました。
それにも関らず、しんどい顔や疲れた言葉の一つもなくしっかり写真のイメージを固めて下さいました。
本当に楽しく、あっという間に時間が流れていきました。
わたし達は何度か登っていましたが、新しい発見想い出となった登山となりました。
そして前撮り当日…
その月のその週のその日曜だけ、見事に雨予報。なんとか天気がもってくれてくれました。
終わって帰るときになって雨が降ってきました。
室内だと気付きにくいかもしれませんが、写真の機材って色々あって、シーンや距離感によって、
カメラやレンズが違ったりします。山頂では電源がなく、バッテリーも必要です。
しかも1700m上に歩いて運ぶとなるとまた大変。
それでも、たくさんの仲間の協力もあり、たくさん素敵な写真が撮れました。
2度とできないかもしれません。本当にありがとうございます!
晴れた空の下での撮影ではなかったですが、
その日のコンディションの中、その日一番のベストな空間が撮れたと思います。
わたし達の出会いの写真に似せた写真も撮っていただきました。
また大塚さんはこんなことを言っておられました。
「地球がスタジオ」
わたし達2人にとって、思い出の場所な大山=特別なスタジオでした。
どんな所だって、どこだって2人の特別なスタジオになる。
おかげで一生の宝になる写真、心のこもった「写心」を撮ってもらうことができました。
大変、大変ありがとうございました!!
※お客様のお手紙より